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白熱灯や蛍光灯よりも明るく長持ちするランプとして、知られているのがハロゲンランプですよね。ハロゲンランプは白熱灯の一種で、1962年にアメリカのゼネラル・エレクトリック社によって開発、1964年に商品化されました。
初めてハロゲンランプが使用されたのはニューヨークで開催された世界博です。ハロゲンランプは、電球としてはまだまだ新しい分類に入るでしょう。ハロゲンランプは白熱灯よりもより太陽の光に近い発色をし、また長持ちすることからも外灯や自動車のヘッドライト、医療器具などに幅広く利用されています。
一般家庭ではあまり使うことのないハロゲンランプですが、一歩外へ出るとさまざまな場所で使用されています。
明るい発色のハロゲンランプですが、構造は白熱灯と同じでフィラメントに電気を通すことによって発光します。フィラメント部分には、タングステンという金属が使用されています。タングステンは融点が高い上に電気抵抗も大きいので、フィラメントによく使用されています。
このフィラメントに電気を流し高温になると、タングステンが蒸発します。このときのフィラメントの温度は、2700℃以上の高温です。通常のランプのフィラメント温度は2,500℃ほどなので、ハロゲンランプのフィラメントは他に比べてもかなりの高温です。この高温が明るい電球の源なのです。高温に耐えるために、ハロゲンランプには石英ガラス管や口金にはセラミックや耐熱性の金属が使用されています。
蒸発したタングステンは電球内に出て行くのですが、ハロゲンランプの電球内にはハロゲンが入っています。そのハロゲンとタングステンが結合して再びフィラメントに近づくと、ハロゲンとタングステンは分離してタングステンだけがフィラメントに戻ります。これを繰り返すので、ハロゲンランプは他の電球よりも寿命が長いのです。この化学反応を「ハロゲンサイクル」といいます。
フィラメントに電気を通して発光する点ではこれまでの白熱灯と同じなのですが、ハロゲンを使用することによって、これまでの白熱灯よりも優れている点があります。
電球内の温度が高く、通常の白熱灯よりも1.5倍も明るく照らすことができます。白熱灯だけでなく、他の電球と比べても格段に明るいのが特徴です。そのため、最近は自動車のヘッドライトとしても人気が高いです。
ハロゲンランプの中では「ハロゲンサイクル」がおこっていますから、通常の白熱灯よりも寿命が3倍近く長持ちします。価格はハロゲンランプの方が白熱灯よりも高いですが、使用できる期間を考えるとハロゲンランプの方がお得ですね。
古くなった電球を見たことがある人はわかると思いますが、電球は古くなると中が黒ずんで見えます。これは、蒸発したタングステンが黒い粉になって電球の内側に付着するためです。電球の内側が黒くなるとどうしても暗くなってしまいます。しかしハロゲンランプは、「ハロゲンサイクル」という化学反応を電球内部でおこすため、タングステンが電球の内側に付着することはありません。ハロゲンランプの明るさが最後まで明るさを保っているといわれるのはこのためです。
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ハロゲンランプは、電球を消した後もしばらくは表面が高温で保たれます。ハロゲンランプを触る時は、素手で触れないようにしましょう。
また、冷たいときでもハロゲンランプには素手で触らないようにしてください。人の指は皮脂や汗の塩分がついています。
その皮脂や塩分がハロゲンランプのガラスについてしまうと、点灯してガラス表面が高温になったときにしみこんで、熱の膨張率が均一になりません。
熱の膨張率が均一にならないということは、簡単に言えば膨張するところとしないところがでてくるということです。すなわち、ハロゲンランプの変形、若しくは破裂してしまうという危険性があります。この行為は大変危険ですので、ハロゲンランプを触らなければならない時は軍手や手袋を着用することをオススメします。