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妊娠中の女性にとって必要不可欠な栄養分に葉酸があります。病院でも葉酸をしっかり摂取してください、と言われることもあるでしょう。ですが現状はまだまだ葉酸不足になっている人も多いようです。
葉酸をしっかり摂取するにはどのような食品がよいのでしょうか。
そもそも、葉酸とはどんな栄養素なのでしょうか。
妊娠中の女性だけでなく、誰もが摂取すべき栄養素が葉酸です。葉酸は、ビタミンBの一種で水に溶けやすい栄養素です。名前の通り野菜に多く含まれている栄養素なのですが、通常の食生活では一日あたりに必要な量をとるのは難しくもあります。
葉酸は水に溶けやすく、熱に弱いビタミンです。野菜を多く食べるように気をつけていても、料理をしている間に葉酸はどんどん失われてしまいます。
野菜をたくさん食べても葉酸を摂取しきれないのですから、野菜をあまり食べていない人はほとんど葉酸を摂ることができずにいるといってもよいでしょう。
特に妊娠中の女性の葉酸不足は問題になっています。
他の栄養素のはたらきを補助するのがビタミン類なのですが、葉酸はそれ以外に新しい細胞を作るはたらきがあります。葉酸は血液へのはたらきが多く、ビタミンB12の補助を必要とします。
遺伝子を形成するDNAやRNAを構成しているのが核酸です。この核酸を作り出すのに必要な栄養素が葉酸なのです。
赤血球は血液中にある成分で、酸素を全身に運ぶ役割があります。赤血球の寿命は短く120日ほどしかないので、常に新しい赤血球を作り出す必要があります。葉酸は赤血球を作り出すのに必要な栄養なのです。
ホモシステインという物質は大量になると、動脈硬化の原因となります。葉酸はこのホモシステインを減少させる役目をもっています。葉酸をしっかり摂取していれば、動脈硬化予防にもつながります。
葉酸が不足すると、貧血が起こりやすくなるといわれています。葉酸不足による貧血は、DNA合成障害で赤血球のもとになる細胞である赤芽球不足します。赤芽球が不足した結果、赤血球が減少してしまうため、鉄分不足の貧血よりも悪性とされています。
赤血球が不足してしまうため、貧血以外にも疲れやすい身体になってしまうのです。
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妊娠中は通常よりも葉酸の吸収が悪くなりますし、胎児が成長するのに葉酸を多く必要とします。特に妊娠初期の12週までに必要な葉酸を摂取していないと、胎児が神経系の病気の発症率が高くなることが研究でわかってきています。
初期は胎児の細胞分裂が盛んな時期ですよね。葉酸が不足すると十分に細胞分裂が行われないということです。
また、葉酸が多く必要な時期に妊娠していることに気づかない人も多くいます。子供を望んでいる人は、妊娠前から葉酸を意識して摂取しておく必要があります。
妊娠中の1日あたりの必要摂取量は0.4mgです。
成人でも1日に必要な葉酸は0.2mgなのですが、葉酸が多く含まれている食品を食べない限り、ほとんど摂取できません。葉酸が多く摂取できる食品は、レバー・えだまめ・大豆・ほうれん草などがありますが、野菜の量がとても多くなってしまうのが現状です。
厚生労働省も栄養素はサプリメントではなく、食事で摂取することを薦めていますが、葉酸はサプリメントで補ったほうがよいとも言っています。それほど葉酸は日常生活ではとりづらい栄養素なのです。妊娠中の人は意識して葉酸をサプリメントで摂取するとよいでしょう。